3月25日の徳島新聞朝刊にて、
第8回日本医師会赤ひげ大賞の赤ひげ功労賞受賞について、大きく取り上げて下さいました。
患者さんのご家族や友人、仕事でお世話になっている方々、また私の父は小児外科医ですが、父がお世話になっている小児外科・小児科の先生方までたくさんの方からお祝いメッセージをいただきました。
この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。
徳島県では、年間出生数が5000人を下回る勢いで、少子高齢化、人口減少が進んでいます。しかし、気管切開からの喀痰吸引や胃瘻からの経管栄養など、その他にもご家族が24時間つきっきりで介護をしなければいけないような「医療的ケア児」さんが年々増えています。
私の患者さんたちも、寝たきりのお子さんから、人工呼吸器を装着して歩くお子さんまで、いろんな方がいます。
お母さん方は、本当に不眠不休で頑張っておられます。
ですが、皆さんいつも笑顔で私を迎えてくれます。
声を出すことができないお子さんが殆どですが、私の顔を見ると、にやりと笑ってくれます。
それは、私と一緒に仕事をして下さっている訪問看護等のスタッフの方や、薬局や業者の方、クリニックのスタッフ、関わって下さる全ての皆さんのおかげで、スムーズに仕事ができるようになってきたからです。
夫である院長が成人領域の訪問診療を行っており、私は、小児科医として子どもの患者さんのみに集中することができ、恵まれた環境で仕事ができています。
今回いただいた赤ひげ功労賞は、私がいただくには勿体ない大きな賞ですが、皆さんと一緒にいただいた賞と思い、これからも私は自分なりに努めてまいります。
どうか、機会がありましたら、徳島新聞の記事にもお目通しいただき、支援が必要なお子さんが徳島にもいることを知ってください。
今後とも、ご指導ご鞭撻の程よろしくお願い致します。
笠松由華
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